母との闘病日記

母と私の生きた証を残したい

~ 誤嚥性肺炎 死神病院の章(12/1) ~

12月1日(金) 復職

午前8時 私は会社に出勤

午前9時 介護ヘルパー

【ヘルパー記録】

   時        間                            内               容
9:00~10:00 ○右手の腕に傷あり
○右腸骨に発赤あり
○左足の甲に浮腫あり
○端坐位保持できませんでした
おむつ交換
食事介助(姿勢確保)
水分補給
口腔ケア
体位変換
服薬介助

午後1時 介護ヘルパー

【ヘルパー記録】

   時        間                            内               容
13:00~13:30 ○体交にて右腸骨赤み現象
○座位、右側に傾きあり
食事介助
体位変換

午後4時半 介護ヘルパー

【ヘルパー記録】

   時        間                            内               容
16:30~17:30 ○端坐位保持出来ました
おむつ交換
食事介助
口腔ケア
体位変換
服薬介助

午後8時 湯たんぽを交換する

インターネットで、とろみの付いた飲み物が売っていないか検索する。

何種類か出てきたので、母が飲んでくれそうなものを選んで注文する。

search.rakuten.co.jp

 

~ 誤嚥性肺炎 死神病院の章(11/30) ~

11月30日(木) 介護休暇最終日

今日で介護休暇が終わり、明日からは会社に復職する。

国の介護休暇制度だと約90日が認められているが、会社からは得意先の体面があり1ヵ月が限界ということなので仕方がない。

正直なところ、介護体制は整えたと思っているが、母の容態が芳しくない。

S会KG総合病院を退院した時は、家の中を歩き回りデイサービスにも行けるぐらいに回復したが、今回のH病院から退院してからはほぼ寝たきり状態である。

肺炎は治っているのに何故回復してくれないのだろうか?これが老衰というものなのだろうか?

そして、一番の大誤算は、C葉外科内科病院である。

自宅療養をするうえで、最後の砦ともなるべき病院が、こちらが助けを求めて診察をお願いしたかったのだが、初日の高慢な態度とその発言、そして診察終了時に「点滴はします」と言ったその言葉には、「点滴以外のことはしません」と明言を避けているようにしか聞こえなかった。

そんな治療方針で受け入れてもらっても大迷惑である。

それならばH病院からの紹介を何故断らなかったのだろう。

断ってくれていればH病院が別の病院を探していただろうに残念である。

午前9時 介護ヘルパー

【ヘルパー記録】

   時        間                            内               容
9:00~10:00 ○端坐位少し保持
おむつ交換
食事介助
口腔ケア
服薬介助

午後1時 介護ヘルパー

【ヘルパー記録】

   時        間                            内               容
13:00~13:30 ○お変りありません
おむつ交換
更衣介助

食事介助

午後4時半 介護ヘルパー

【ヘルパー記録】

   時        間                            内               容
16:30~17:30 ○端坐位保持がやっとでした。
○少量食事されました
おむつ交換
食事介助
口腔ケア
服薬介助

 

~ 誤嚥性肺炎 死神病院の章(11/29) ~

11月29日(水) H病院に問い合わせ

昨日のヘルパーさんからの「喉がゴロゴロいっている」というのが気になりH病院に電話をかける。

H病院の相談員に「痰吸引をした時は、どのような時にしたのか」確認する。

暫くすると、「肺炎になった時と、喉がゴロゴロいっている時に痰吸引をした」と教えて頂く。

やはり、痰吸引が必要そうだ。

私が母と接している時は感じなかったが、今後も喉がゴロゴロいうのが多くなれば病院に痰吸引をお願いすることにする。

午前9時半 介護ヘルパー

【ヘルパー記録】

   時        間                            内               容
9:45~10:45 ○ぐっすり眠っている為、息子様から朝の食事、水分、薬介助は、よろしいとのことで、しておりません
おむつ交換

午後1時 介護ヘルパー

【ヘルパー記録】

   時        間                            内               容
13:00~13:30 ○食事少量、とても眠そうでした
おむつ交換
食事介助

午後4時半 介護ヘルパー

【ヘルパー記録】

   時        間                            内               容
16:30~17:30 ○端坐位保持されています
おむつ交換
食事介助
口腔ケア
服薬介助

~ 誤嚥性肺炎 死神病院の章(11/28) ~

11月28日(火) 死神院長の講釈

午前8時半 診察の順番取りの為、病院で受付を済ます。

午前9時 介護ヘルパー

【ヘルパー記録】

   時        間                            内               容
9:00~10:00 ○食事少量召し上がりました
おむつ交換
食事介助
口腔ケア
服薬介助

午前11時 C葉外科内科病院へ

診察室に入ると、死神院長が紹介状と一緒に渡されたCTスキャンの映像を動かしながら話し出す。

まるで尋問するかのように「右肺の上の部分に白い影があります。これは前の病院から何か聞いていますか⁉」「いいえ」と答えると、「これは過去に結核にかかっていた跡で空洞になっているので問題ない。そして、この映像なぜか斜めに撮られているんですねぇ~」と話す。

やっぱり、この先生やぶ医者だ!斜めに撮られている理由が判らないらしい。

「いいえ」と答えたがS会KG総合病院で右肺の上の部分は聞いている。斜めに撮られているのも、母の背中が曲がっていて正面から撮ると、病巣が隠れてしまうからである。

母の日常の状態を聞くのならともかく、素人に病巣のことを聞いてどうする。

疑問に思ったのなら素人に聞くより、先方の病院に確認すべきではないだろうか?

何のための紹介状なのか、院長の程度が知れる。

そもそも、この院長、最初から治療する気がないように思える。

母に対して、一度も話しかけないし見ようともしない。

もし、治療する気があって、母を診察していれば、母の体型に気づき斜めに撮られている理由が判ったかもしれない。

床ずれの治療はしてもらい点滴を受ける。

午後4時半 介護ヘルパー

【ヘルパー記録】

   時        間                            内               容
16:30~17:30 ○喉がゴロゴロ音がしているが、その後収まる
おむつ交換
食事介助
口腔ケア
服薬介助

 

 

 

 

~ 誤嚥性肺炎 死神病院の章(11/27) ~

11月27日(月)  カーペットを2枚重ねにする

9日に退院して約2週間が経過した。

母の介護をするために、ベッド脇に膝を立てて作業をすることが多く、たった2週間だが、ベッド下のカーペットが少し擦り切れて弾力がなくなってきた。

それとはなしに、「膝に負担がかかるでしょうから、置いてあるスツールに座って作業して下さい」と話してみたが、それだと作業しずらいようである。

仕方なく、近くのショッピングモールで、同じ柄の小さいサイズのラグカーペットを買い、それを更に半分に折りベッド下に重ね敷きをした。

 

午前9時半 介護ヘルパー

【ヘルパー記録】 

   時        間                            内               容
9:30~10:30 ○とても眠そうです
○食事は少量でした
おむつ交換
食事介助
口腔ケア
服薬介助

午後1時 介護ヘルパー

【ヘルパー記録】

   時        間                            内               容
13:00~13:30 ○眠そうでした
おむつ確認
食事介助

午後4時半 介護ヘルパー

【ヘルパー記録】

   時        間                            内               容
16:30~17:30 ○食後、すぐ眠そうでした
おむつ交換
食事介助
口腔ケア
服薬介助

午後11時 歩行訓練?

深夜になると、母は少し活発になりベッドから起きだすが、ベッドのすぐ横で倒れ込んでしまう。

それが、足腰が弱った為なのか、脱水症状の為なのか解らない。

しかし、歩こうとする意志があるのである。

リビングを指さし向こうに行きたいと合図する。

身体を抱き上げ、両手を持って介助しながらリビングまで歩く。

リビングのソファーで少し休み、今度はベッドの方を指をさす。

10往復位しただろうか?

これから、この先、深夜になると歩行訓練をすることになる。

 

~ 誤嚥性肺炎 死神病院の章(11/26) ~

11月26日(日) 介護週間予定

介護休暇も今日を含め、後5日あまりとなってしまった。

そこで現時点での、介護週間予定表を作成してみた。

これは、会社に対して復職後も週1回は、点滴の為、休みを取らざるおえないことを示唆するためでもある。

午前9時 介護ヘルパー

【ヘルパー記録】

   時        間                            内               容
9:15~10:15 ○食事量少量です
○ご自身で起き上がられますが、間もなく横になりたいとおっしゃいます
おむつ交換
食事介助
口腔ケア
服薬介助

午後4時 訪問看護

【看護師記録】

●バイタル●

測定時間 16時00分
体温 36.6℃

●病状●

・身体の動きを見ていると問題なさそう

・11/25頃から動くようになってきた

・食事を嚥下食に変えて試している

・お粥、おかずを10口ぐらい

・食事はムラあり、1回10口程度

・水分は50ml~100ml/日

・尿は多量の時もある

・本日はまだ無し

・腹部張りなし、排便は昨日

・肺音 良好、復温 良好

・明日受診し、点滴を実施する予定とのこと

・右前腕にスキンテアあり、ほぼ乾燥している

・ガーゼつきパッドで保護

・このままでも治癒するが、心肺なら軟膏を処方して頂くように提案

・点滴実施後はよく喋ると

・右臀部はテユオアクティブ貼付している

・明日の診療で剥がして処置すると

・昨日、転倒したが外傷なし、呼吸も変わらず

・点滴により一時的に改善している印象

・ご家族は点滴継続の希望ある

・引き続き状態をおっていく

●実施内容●

健康チェック、療養環境調整

午後5時 介護ヘルパー

【ヘルパー記録】

   時        間                            内               容
17:00~18:00 ○尿もれしていました
おむつ交換
食事介助
口腔ケア
移動介助
服薬介助

 

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~ 誤嚥性肺炎 死神病院の章(11/25) ~

11月25日(土) 点滴指示書は取り止めに

昨日、点滴を受けて明らかに、母の体調が良くなっている。

前回の点滴後も同様に、良くなった為、やはり、訪問看護師による皮下注射の点滴よりも、静脈からの点滴のほうが効果があると言える。

母のことを考えると、点滴指示書の件はご破算にして、病院へ週2回点滴を受けに行くことにする。

午前9時半 介護ヘルパー

【ヘルパー記録】

   時        間                            内               容
9:30~10:30 ○お話しされるくらいに回復されています。
○右腕擦り傷あり
○体温低めです35.0℃
おむつ交換
食事介助
口腔ケア
服薬介助

 午後4時 介護ヘルパー

【ヘルパー記録】

   時        間                            内               容
16:00~17:00 ○リビングまで移動されソファーで端坐位にて食事されました
口腔ケア
食事介助
おむつ交換
姿勢確保
服薬介助