~ 誤嚥性肺炎 後悔-再入院の章(9/19)② ~
9月19日(火) 医師、看護師の診断に反して病院へ行く②
~続き~
午前11時 S会KG総合病院へ到着する
総合受付を済ませ、診療科に向かう。
総合病院の外来だと、2時間位は診察迄に待たされる。
その間に、母の具合が悪くならなければと思いながら、診療科の受付をする。
すると、朝のうちに相談員に連絡していたのが功を奏してか、看護師さんが
スタンバイしていて処置室ですぐに検査してくれることになった。
1時間位すると、前回の主治医のIM先生に呼ばれ診察室に入る。
CTスキャンの映像を出して、肺炎が再発している説明を受ける。
「入院が必要ですが、1万6千円の個室しか空いていません。どうしますか?」
「またかよ!」多少は想像していたが、その発言に閉口する。
母は87歳なので、後期高齢者医療保険の適用で1ヵ月の入院治療費は、約6万円以上
かからない。しかし、差額ベット代や消耗品(毎日着替えるパジャマやオムツ代)は
適用外で、それを加算すると月に54万円以上かかることになる。
前回、退院時に相談員から紹介のあったH病院は、A在宅クリニックの先生が個室でも
一律3千円です。と聞いている。
経済的負担がなければ、この病院で問題ないのだが、「どこの病院でも、ちゃんと
治療してくれるだろう。」と割り切り、先生に、「今回はH病院への入院をお願いします」と伝える。
先生が「わかりました。その手続きをします。」と席を立つ。
一緒に話を聞いていた相談員に、H病院までの移動はどうなるのか聞いてみた。
相談員から、介護タクシーを使っての移動になると聞かされる。
相談員に、今日ケアマネージャーに頼んだが手配できなかったことを伝えると、
相談員の方から手配してくれることになった。
横に居た看護師が、「誤嚥性肺炎は繰り返すんですよね~」と話す。
「えっ⁉誤嚥性肺炎?ただの肺炎じゃなかったの?」
この時、初めて「誤嚥性肺炎」と言う病名を耳にする。
~~~ 続く ~~~