~ 誤嚥性肺炎 後悔-再入院の章(10/1) ~
10月1日(日) 病院の食事
母が入院してから、ほとんど毎日見舞いに行っているが、平日は会社の帰り、土日は面会時間の午後2時以降に行っている。
午後5時半
病室に入り、いつもの様に母の両手の拘束具を外す。
ふと、思ったのだが、この病院は、もしかしたら24時間拘束具を付けっぱなしなんじゃないか?いつ来ても外しているのを見たことがない。
そう思っていると、看護師さんが夕食を持って来る。
この間の、再検査の結果がOKだったのでゼリー状の食事にすると言っていたが、運ばれて来たものは、白いババロアの様な物と、チョコレートの風味のするゼリーの様な物で、いずれもタバコの箱よりも小さい位の大きさだった。
まずは看護士さんに「食事の時もミトン(拘束具)を付けたままなんですか?」と聞くと「いいえ、食事の時は外します」続けて、「食事以外の時は?」と聞くと「付けてます」と答える。
看護士さんに「随分と少ない量なんですね?」と尋ねると「点滴をしているので大丈夫です」と答える。
「点滴はどの位するんですか?」と更に尋ねると「2回に分けて6時間ずつです」と教えて頂く。
若い人だともっと短い時間で問題ないのだが、高齢者だと心臓に負担がかかる為、ゆっくりと点滴をしているらしい。
それにしても、1日の半分は点滴してるのは、結構キツイんじゃないかと感じた。
そして、ここ最近になって母の口数が、かなり減っているのが気がかりである。