母との闘病日記

母と私の生きた証を残したい

~ 誤嚥性肺炎 後悔-再入院の章(10/4) ~

10月4日(水) 病室の住人

病室は、ナースステーションの隣で、スペース的には6人部屋で、そこに母を含め4人が使用している。

4人のベッドの配置は、キチンと整理して設置してあるというにはほど遠く、無造作に置いてあると言った方が正しいだろう。

その中の2人は、母と同じくらいの年齢で、正面の1人は人工呼吸器を付け意識があるのか分らない状態。隣の1人は鼻から管を通しベッドを少し傾けて上半身を起こしている。私が病室に入るといつも起きていて寂しそうにこちらを見つめている。

そして、最後の1人は5、60代で、いつもベッドの上であぐらをしていて看護師とも普通に話せている。もうすぐ退院するように感じられる。