母との闘病日記

母と私の生きた証を残したい

~ 誤嚥性肺炎 最終章 12/25 ~

12月25日(月) えっ、そんなことがあるの?

午前中、会社に行ってリーダー格の人に説明をする。

あまり事情を知らない社員の人は、私が出社したことによって、これからは問題なく会社に来れるんですよね?と尋ねてきたが、いや当面はバタバタすると答えた。

午後1時からは主治医の先生と、今後の治療について話し合いをする約束になっているので早退する。

午後1時

病院のスタッフステーションに行き、主治医のWD先生と会う約束をしていることを受付に話すと、「今日、先生は急病でお休みです。」と言われる。

「ええ~そんなこともあるんだ~」と、びっくりしてしまう。

受付に、「先生と治療方針について相談することになっていたのですが、今度はいつになるんでしょう?」と聞いてみたところ、「先生と連絡が取れないのでわからない」とのことだった。

仕方なく見舞いだけして帰ることになった。

午後1時半

病室に行くと丁度、6人部屋が空いた為、個室から移る準備を看護師がしていた。

看護師から「個室のほうがいいですか?」と聞かれ、「その通り個室の方が良いのだが、さすがに1日2万円の差額ベッド代は払えない」いいえ、6人部屋でお願いしますと答える。

しかし、5日間も個室を無償で利用させて頂いたことには感謝である。

午後3時

部屋の移動が終わり落ち着く。

午後3時半

看護師がバイタルチェックをしに来たので、その時に「大丈夫か?」と聞くと、

力を振り絞り、しわがれたかすれた声で「大丈夫」と答える。

口腔ケアをしてもらったら寝てしまったので帰宅する。

今日も寝ている時に手を握ったら、振り払われてしまった。