~ 誤嚥性肺炎 最終章 1/9 ~
1月9日(火) 中心静脈カテーテル
午前0時半
意識が回復する
呼びかけると目をこちらに向ける
私だと気づき涙を溢す
握っている手を引き寄せ数分間抱き合う
身体に取り付けられたコードを抜こうとするので、邪魔くさくても我慢してと頼む
午前1時
すぐに眠ってしまった
午前1時50分
目を覚ます
目線は動かないが握っている手を強く握り返す
午前2時
再び眠りにつく
午前6時半
呼びかけると目をこちらに向ける
腕を動かして私の手を握り返す
午前7時
少し目がしっかりしてきた気がする
午前9時
喉がゴロゴロいい始める
午前10時
主治医の先生が訪れ提案を受ける
・今、腕から点滴をしているが、今の場所以外は浮腫になっていて、点滴の針が刺せない (刺しても点滴液がこぼれ出てしまう)
・肺炎が治まり経鼻接種で栄養補給を再開したが、嘔吐し危篤状態となった為、今後は中止する
・腕からは点滴ができないが、もっと太い静脈から点滴を行う方法がある
・医学用語で「中心静脈カテーテル」と言う方法で、3つの中の太い静脈のどれか一つを選んで点滴を行う(太腿、首の外側、首の内側)
・簡単な手術が必要で、その為にどの場所が可能か検査が必要となる。又、同意書にサインが必要
・この方法で点滴が可能になれば、かなりの栄養補給が可能となる
・同意書にサインし先生にお願いする
午後3時半
バイタルが低いながらも安定したので帰宅する
(心拍数、酸素濃度、脈拍、呼吸数)