母との闘病日記

母と私の生きた証を残したい

~ 誤嚥性肺炎 最終章 1/10 ~

1月10日(水) 万事休す

午前9時半

ケアマネージャーに電話し、今日、明日位なら意識があると思うので見舞いに来て欲しいとお願いする

午後3時半 見舞い

主治医の先生から余命勧告(外来診察室)

・検査の結果、手術は無理と判明

 首の内側と外側については、背中が曲がっている為、必要な場所まで届かない

 太腿については手術はできなくはないが、かなり失敗する可能性が高い

・手術するか聞かれたが、手術しないと返答

・腕からの点滴が出来なくなったら余命3日

・腕からの点滴が出来ていても最大2カ月

午後5時

意識レベルが少し下がった

個室から6人部屋に戻る

手を握ると、いつもより汗ばんでいる

午後8時

家に帰り食事、風呂に入るが気になって眠れない

毎日見舞いをして、看護師が点滴の位置を変更するのが大体3日位。

だとすると余命は6日後となる

何か助かる方法がないか思い悩む

午後11時半

そういえば、訪問看護士が家に来て点滴をした時は、お腹に針をさして点滴をしていたことを思い出す

インターネットで調べてみる

・今より医学が発達していない1950年代では、静脈点滴ではなく、お腹からの皮下点滴だった

・最近、訪問看護により、この皮下点滴が見直される様になったらしい

午前0時

病院に電話をかけて、看護師に皮下点滴をしてくれるか問い合わせをする

先生に伝えるようにお願いする