~ 誤嚥性肺炎 最終章 1/13 ~
1月13日(土) 最期の点液
午前10時
自宅に看護師主任のKMさんから、点滴ができなくなり、すぐ病院に来て欲しいと連絡を受ける。
午前11時
これで、余命3日となり、この折なのでKMさんに12月14日から、水も飲めなくなっているので、せめて口に水を含ませてあげても良いか確認したが、治療に差しさわりのあることは避けてほしいと言われる。
午後1時15分
目を開け少し手を動かす。
午後1時半
私に気づき涙を流す。
握っている私の手を、母は胸のところまで持ってきて、両手で包み込むように握りしめる。
暫くして私の身体を抱きしめる。私も母の背中に手を廻し抱きしめる。
デイサービスに行っていた頃の写真を見せて励ます。
午後2時半
目をつぶり寝た様子
午後2時50分
痛みを訴える
母が話してくるが声がかすれていて聞き取れない
午後3時
再び寝た様子
午後3時10分
主治医の先生が来たので、点滴が可能な場所がないか確認してもらう
心拍:70,酸素:100,血圧:104~49,呼吸数:60
午後4時
目を覚ます
しきりに手を動かすので「どこか痛い?苦しい?」と聞くと、「ない!」と声を出して答える。