母との闘病日記

母と私の生きた証を残したい

~ 誤嚥性肺炎 最終章 1/18 ~

1月18日(木) 最期の時

1月17日 午後11時半

血圧の上限値が急激に下がっている。

慌てて看護師さんを呼びに病室を出たところで、看護師さんとバッタリ出会う。

看護師さんもスタッフステーションのモニター画面を見て、異常に気付き、こちらに向かって来たところだった。

「親類縁者の方に至急連絡してください!」と看護師さんが言う。

そして、母と私の為に、病室を2人にしてくれる。

こんな時、母に何と語りかければ良いのだろう。

咄嗟に思いついたのが、「いつまでも、ずうーっと一緒にいるからね!安心してね!」の言葉だった。

その言葉を言うと、母の目から一滴の涙が零れ落ちる。

そして、絶えて久しく「お母さん!ありがとう」と言うと、言い終わると同時に看護師さんが飛び込んできて、「たった今、息を引き取りました。」と告げられる。

死亡日時:2018年1月18日 午前1時11分