~ 誤嚥性肺炎 疑念-再発の章(8/2) ~
8月2日(水) 再検査の結果
夕方、病院に着き主治医のIM先生から説明を聞く。
検査の結果、経過は良好で映像からも肺炎の影も消えている。
先日、退院の条件「家では掴まり歩きができる」も、この場に母を呼んできて、
転ばないように、看護師に両脇を介助されながらも、立っている姿を確認できた。
母は、こういった形で私と対面したので、少し照れ笑いをしていた。
これで退院が可能となったので、私から退院の日取りについて会社が休みの土日を
希望したが、先生から、今回の退院時に当医院の相談員と退院後の対応について、
説明を受けて欲しいと話しがあり、相談員は平日の勤務の為、明後日の金曜に説明を
受けてから退院する事となった。
そして、この時に、ケアマネージャーにも同席してもらうことになった。
~ 誤嚥性肺炎 疑念-再発の章(7/30) ~
7月30日(日) 気持ちとは逆の行動に
今日は日曜ということもあり、夜はゆっくりしたいと思い、午後2時頃、
見舞いに行く。
午後4時頃に家に着くと、郵便ポストに葬儀屋の折り込み広告が入っていた。
父が死去した際に、家族葬にして、その当時150万近くかかったことを思い出す。
まだ、父が比較的元気だった頃に「俺の葬儀は安くあげてくれ。このチラシの
ところに連絡すれば安くて済む」と手渡されていたが、その時は「なに縁起でも
ないことを言ってんだよ」と気にも留めず、そして、父の死が急だったので、
その事を思い出すゆとりがなかった。
これも何かの縁と思い、不謹慎かもしれないが、遠くはない将来の為に、
葬儀屋に電話する。
一番安く葬儀をするには、どの位かかるか聞いてみる。
すると、25万位と言う事だった。
詳しくは会って、お話しを!と言われたが、まだ、その時ではないと思い丁重に
お断りして電話を切った。
~ 誤嚥性肺炎 疑念-再発の章(7/29) ~
7月29日(土) KG病院へ
先日、退院時に処方箋は無いと言う事なので、先々週の土曜日に予約していた
KG病院に近況報告も兼ねて薬を貰いに行く。
先生に、肺炎になって入院し来週の水曜の検査結果で、退院できることを話す。
すると、看護師から「今は入院してるんですよね!」と念を押される。
「はい。」と答えると、病院間でルールがあるらしく入院先の病院の許可がないと
他の病院へは受診(家族が薬を貰いに行くことも含め)してはいけないらしい。
(私にとっては面倒なルールである)
KG病院の事務員が、入院先の病院に連絡を取る為、しばし待たされることに
なった。
その後、連絡が取れて薬を貰って会計を済ませようとすると、入院先の病院の
負担になるそうで不要と言うことだった。
(結局は退院時に、入院先の病院から今日の分の請求があるのだろう。)
~ 誤嚥性肺炎 疑念-再発の章(7/26) ~
7月26日(水) 退院の条件
午後5時 病院に到着し先生と話す。
先生が、私に一番聞きたかったことは、母の状態がどの程度回復すれば、
退院させたいかと言う事だった。
「何を言っているんだろう、この先生、そんなの完治したらに決まってる」
と思いつつも、「前回、退院して、ほぼその日に同じ肺炎で入院したので
慎重になっているんだろう」とも思い、具体的に先生に伝える。
「肺炎が当然治って、肺炎になる前と、ほぼ同じように家の中では、
掴まり歩きができ歩ける状態」と、
先生が「わかりました。」と了承し、そして、更に付け加える。
先生:私としては、延命治療になるようなことは、患者にとって苦痛に
なるだけになるので、そのような事態になった場合は、治療は
お勧め致しません」
私に突拍子もないことを言い出す。それもそのはず、先生から私には
この時点では肺炎とだけ聞いていて、誤嚥性肺炎とは聞かされていないのである。
しかし、母も87歳、ここ数カ月で劇的に体調が変化している。
遠くはない将来の事を話していると思い聞き流す。
先生との話が終わり、ナースステーションに行き、テープ式オムツを看護師に渡し
母の様子を見てから帰宅する。
~ 誤嚥性肺炎 疑念-再発の章(7/25) ~
7月25日(火) テープ式オムツ
日中、先生から連絡があり、話があるので明日、病院で会うことになった。
今日も会社で残業となり、夜9時頃、見舞いに行く。
すると、丁度、看護師さんが巡回をしているところだった。
その時に、看護師さんから要望があり、テープ式のオムツを用意して欲しい
と言う。
「尿取りパッドとリハビリパンツで足らないですか?」と聞くと、
そうではなく、寝たきりの状態の患者には、寝たまま左右に身体を動かすだけで
取り替えることができるので、お互い負担が少ないテープ式オムツが良いらしい。
今日は、夜9時を廻っている為、明日、持って来ることを伝えた。
~ 誤嚥性肺炎 疑念-再発の章(7/24) ~
7月24日(月) 病院の比較
以前、大腿骨を骨折し入院したJ病院と、今回、入院したS会KG総合病院の、
入院時の違いを判る範囲で表にしてみた。
比較内容 | J病院 | S会KG総合病院 |
入院準備金 | 通常 :5万円 | 出産一時金:30万円 |
交通事故:10万円 | 交通事故 :50万円 | |
※自宅で骨折の為、5万円 | ※上記に該当しなかった為、0円 | |
面会時間 | 14:00~20:00 | 14:00~20:00 |
- | ※親族であれば24時間OK | |
差額ベット代 | 個室 :1万円~1万5千円 | 個室 :1万円~5万円 |
二人部屋:5千円 | 二人部屋:6千円 | |
四人部屋:2千円 | 四人部屋:- | |
※保険適用内の大部屋を希望の為、0円 | ※1万6千円の個室しか空いて | |
いなかった為、1日1万6千円 | ||
特記事項 | ☆保険適用内を希望して差額ベット | ☆1秒でも利用すると |
しか空いていない場合、利用しても | 差額ベット代が発生 | |
無料 | ||
自宅からの | 徒歩30分位(駅の反対側) | 徒歩5分位 |
距離 |