母との闘病日記

母と私の生きた証を残したい

~ 誤嚥性肺炎 疑念-再発の章(8/4) ~

8月4日(金) 退院

午前10時

 前回の退院の時と同じように、車椅子を持参して病院に着く。

 ナースステーションに、車椅子を預け相談員と打合せをする。

 ケアマネージャーも同席する。

【相談員から】

 ・家族が母と私の2人で、私自身が働いていて、平日は母が家で一人になる。

 ・退院後、当面は自宅で静養させて、問題がなければデイサービスに行かせた方が良い

 ・定期的な診療について、当病院では外来患者が多く、待時間だけで2、3時間掛かる

 ・身体の負担を考えて、当病院で診察よりも、訪問医療、訪問看護を、お勧めしたい

 ・訪問医療、訪問看護は、介護保険で利用できる。

 ・訪問医療はAZ在宅クリニックを紹介できる。

 ・このAZ在宅クリニックは、H病院と提携していて、入院が必要になった時、

 H病院に入院することが可能。

 ・訪問看護は、訪問看護ステーションRP社を紹介できる。

 ・退院後、くれぐれも脱水症状にならない様に、水分補給には注意して欲しい。

【ケアマネージャーから】

 ・訪問医療、訪問看護は、毎日利用すると介護保険枠を越えてしまう。

 ・訪問医療、訪問看護の利用は、月に何回か決めて、それ以外はヘルパーを利用したい

 ・後で、私と相談してスケジュールを作成したい。

 

私自身、退院後は、すぐにデイサービスにと考えていたが、確かに母の身体の負担を

考えると、暫くは様子を見てからデイサービスを利用した方が良さそうだと思う。

相談員の人に同意する。

しかし、訪問医療に訪問介護、そしてヘルパーと、一気に3か所と調整が必要になった

のは驚きである。

 

お昼頃

母を車椅子に乗せ、ケアマネージャーと私の3人で歩いて帰宅する。

前回とは違い、介助しながらも歩くことができたので一安心する。

退院時、看護師に朝は朝食を取っているが、認知症の薬は服用していないと、

聞いていたので、昼食も兼ねて薬の準備をする。

私がケアマネージャーに、薬を飲ませるのが、いつも一苦労だと話すと、

母に薬を飲ませてくれる。

液状の薬(リスペリドン)の封を開け、母の口元に持って行き、

「はい、飲んで下さい」と促すが、手で払いのけてしまう。

やはり薬の服用は、これからも課題となりそうだ。

ケアマネージャーが、急いでヘルパー業者の選定をする為、一旦事務所に帰る。

決まり次第、連絡をくれることになった。

午後4時頃

 ケアマネージャーからヘルパーが決まり、明日の夕方に顔合わせをしたいと

 連絡がある。

午後6時頃

 母の夕食と薬の服用を済ませる。

 ヘルパーに何をして頂くか、資料を作る。