母との闘病日記

母と私の生きた証を残したい

~ 誤嚥性肺炎 死神病院の章(11/21) ~

11月21日(火) 検査結果

午前9時 介護ヘルパー

【ヘルパー記録】

   時        間                            内               容
9::00~10:00 おむつ交換
食事介助
口腔ケア
服薬介助

午前11時 死神病院へ

昨日の検査結果を聞くと、極度の脱水症状によるものだということが判った。

水分補給を怠らないようにとの指示を受けた。

私が、「検査結果で他にも何かありますか?」と聞くと、返答が無く更に、「他は正常値ですか」と聞くと、少し間をあけて「いや、正常値ではないが帰っていい」といわれる。「オイ!ちゃんと答えねえのかよ‼」そう思ったが、初対面での会話の時に強い憤りを感じてしまい、「この死神院長はダメだな」とレッテルを貼ってしまう。

通常の医師であれば、例えば「この数値が高いので薬を処方します。とか、XXの取り過ぎに注意して下さい。」と言う話になると思うのだが、隠蔽するかの如く「正常値ではないが帰っていい」とは如何なものだろうか。

本来であれば、この病院には期待を寄せていた。H病院から退院後、一向に回復する兆しの見えない中、ネットの掲載にあった誤嚥性肺炎の平均余命は半年というのが現実味を帯びてきたからである。

もしそうであれば、母に対しどの様に接してあげれば良いか、医者からのアドバイスで、家族はどの様に心構えをすべきなのかを聞きたかったのである。

午後12時 帰宅

家に戻り、母をベッドで休ませるが、目を離した隙に、幾度となくベッドから起きて歩こうとし、力尽きてベッドの横で倒れてしまう。

「無理して動いちゃダメだよ!」と話しながら、母を抱えベッドに戻す。

午後4時半 低体温

ヘルパーさんがいつもの様に、母の体温を測ると、私のもとへ緊張気味に話しかける。

何度測っても34℃台なんです。

少し困惑した表情もしていたので、母の様子を見ると意識はあり食事も取れていたので、看護師に連絡してみます。と答える。

訪問看護師に連絡すると、「とにかく温めて下さい」との事だったので、毛布を1枚増やし、足元に湯たんぽを入れた。

【ヘルパー記録】

   時        間                            内               容
16:30~17:30 ○低体温 34.2℃
食事介助
おむつ交換
口腔ケア
服薬介助