母との闘病日記

母と私の生きた証を残したい

~ 誤嚥性肺炎 死神病院の章(11/20)④ ~

~ 続き ~

午後4時 点滴を終えて自宅に戻る。

点滴を受けた母は、予想以上に回復しベッドまで運び寝かせて、私が自室に戻っている間に、自力でリビングのソファー迄移動する。更に言葉も発するようになり、その声もハッキリと聞き取れるものだった。

嬉しい誤算である。

しかし、ここで迷いが生じる。3回程訪問看護師に点滴をして頂いたが、あまり効果が得られなかったが、今回病院で静脈からの点滴では目に見えて効果があったことである。私の計画だと、週2回点滴を自宅で行い問題が発生したら病院で診て貰う考えだった。そうすれば訪問看護師が点滴をし、私が会社から帰る時間に合わせて、点滴が終わるようにすれば会社を休まなくて済むのである。

今のところ、病院で点滴を受けた方が良さそうである。

暫くは様子を見たいが、これによって、あまり点滴指示書のお願いを強く言えなくなった。もっとも死神先生は点滴指示書を出す気が無いようだったが。

そうなると復職後は、1回は土曜日に行くとして、もう1回は平日となり会社を休まなければならない。

朝一で病院の受付を済ませ、その時に介護タクシーで到着する時間を伝えておく。

病院で点滴を受けて3時間半、ほぼ1日がかりである。

そうなった場合、会社と折り合いが付くか心配である。

午後4時半 休む間もなく介護ヘルパーが来る。

 【ヘルパー記録】

   時        間                            内               容
16:30~17:30 ○両足 甲の浮腫減少
食事介助
口腔ケア
服薬介助

午後5時 床ずれ防止マット搬入

ヘルパーさんに介護をして貰っている時に、福祉用具担当のYGさんが訪れる。

母にリビングで夕食をして貰って、その間に床ずれ防止マットと交換する。