母との闘病日記

母と私の生きた証を残したい

~ 誤嚥性肺炎 死神病院の章(12/18) ~

12月18日(月) 窒息死寸前

先週から母の容態がかなり悪くなり、食事どころか水分も取れなくなってしまい、危機的状況だと私は思っている。

しかしながら、病院に助けを求めるべく、文章で今のままの自宅療養で良いのか提出しても、何一つアドバイスすることなく無視されている。

取り分け今日は心配だが、医者から何も言われていない以上、先月介護休暇を取っていることもあり会社を休めない。

今日は、訪問看護師が来ることになっているので、書置きをして会社に行く。

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午前8時 私は会社に出勤

午前9時半 介護ヘルパー

【ヘルパー記録】 

   時        間                            内               容
9:30~10:30 ○体温33.8℃手足が冷たい
○薬、食事、水分取れていません
おむつ交換
洗面

午前10時 ヘルパーから緊急の電話が・・

ヘルパーから、少し緊張気味の声で、体温が33.8℃、以前として食事、水分を接種できないと連絡を受ける。

他に異変があったら電話するようにお願いする。

しかし、体温が33.8℃とは、今まで聞いたことが無い。

会社に事情を話し、すぐにでも早退できるように準備をする。

午後1時 緊急事態 介護ヘルパー

【ヘルパー記録】

   時        間                            内               容
13:00~13:30 ○痰が喉の奥で固まり呼吸が苦しそうでした
訪問看護師さんを呼びました
口腔ケア
体位変換

《後日談》

上記のヘルパー記録にもあるように、ヘルパーさんが、母の異変を察知し、本来4時に予定していた訪問看護師を、緊急ですぐに呼んでくれた。

それと同時に、ケアマネージャーにも連絡して頂き、ケアマネージャーもすぐに、母の元へ駆けつけてくれた。

ヘルパーの適切な通知と、兼ねてから訪問看護師に痰吸引機のことを相談していたこともあり、看護師が痰吸引機を用意して訪れてくれた。

ケアマネージャーからの話しによると、もう少し看護師の到着が遅れていたら窒息して亡くなる寸前でしたと教えてくれた。

看護師が到着し痰吸引機を使用してくれたが、あまりの痰の多さに気道が塞がれそうになり、看護師が口に指を押し込んで、痰をかきとるようにして処置をしてくれたことを、生々しく話してくれた。

それを聞いて、あの死神病院の死神院長に無性に腹が立って来た。

以前から痰吸引をお願いしているにも関わらず、自分で買って自宅でヤレとか、本人を連れて来ているのに、母を見ようともしない。

「自分で買って自宅でヤレ」と言えば診察もしなくて良いのだろうか⁉

今日、ヘルパーが母の口を覗いて、喉に痰が固まっているのが判るぐらいである

それを医者が見逃すのは、言語道断である。

午後3時 看護師から連絡が・・

会社で仕事をしていると、看護師から電話があり、すぐに戻って来て欲しいと頼まれる