~ 誤嚥性肺炎 後悔-再入院の章(10/21)① ~
10月21日(土) 謀られた!くそっ、む・か・つ・く‼
午前8時半
転院先の病院がT病院なのかT中央総合病院か判らなかったので、封書に書かれてある電話番号に電話する。
相手が出てT病院と名乗る。「T病院⁉古くから住んでいる人であれば、精神病院として有名な病院である。違和感を覚えつつ」今日、予約をしている者ですが予定通りに伺います。と相手に伝え電話を切る。
T病院の予約の時間が10時なので、家を出る。
T病院へは、一度最寄り駅へ行き、そこから別の経路のバスに乗り換えて20分、TD駅前の停留所で降りて徒歩15分程度の所にある。
自転車を使えば20分程度だが、あいにく小雨が降っているのでバスを利用する。
午前9時半
病院に到着し受付で紹介状を渡すと、少し待つようにと言われる。
暫くすると事務員が来てミーティングルームに案内される。
事務員が、これから相談をされる前に簡単に病歴の確認を致します。と切り出し
「H病院から、患者が大声で叫ぶ、壁や鉄柵をドンドン叩いて手の付けられない状態なので、こちらの病院へ転院の依頼がありました。」と話す。
「なんだって!ふざけやがって‼」心の中で、そう思いながら「いいえ、そんなことはありません。しいて上げるなら入院初日にベッドから出て、辺りの様子を見るために歩き出した程度です。」と反論する。
「何でそんな嘘をついて転院になるんだろう、確かに5月頃には認知症が悪化し自宅では手の付けられない状態となったが、KG病院で精神安定剤のリスペリドンを服用するようになってからは一切なく、ましてやH病院に入院してからは、両手は拘束具を付けられ、腰には、ベッドから出れないようにベルトで固定しているのに!」
これは、H病院へ入院した日、主治医の先生に、母の病歴やその経緯が判るように私の書いた日記を渡したが、それを見て転院の材料に利用したと思う。
と言うことは「H病院では面倒見切れずサジを投げた」と思うのが妥当だろう。
現に、H病院内で肺炎を再発し、その直後に呼び出しを受け、転院の話しが出て、今に至る。
事務員に、「私には、H病院の先生から、認知能力の改善と嚥下機能(物を飲み込む力)の回復をさせる為に、こちらの病院を紹介して頂きました。」と話す。
しかし、事務員は私の言葉を無視したかの様に「当病院に入院の際には、閉鎖病棟(主に精神病患者を収容する病棟)への入院となります。」と話す。
私が「母は大声で叫んだり、壁をドンドン叩いたりしませんが」と話すと、
事務員が「閉鎖病棟の中にも内科はありますので、肺炎の治療はできます」と答えてきた。
そして、他にもいくつか質問を受け答えし暫く待つことになった。
~~~ 続く ~~~