母との闘病日記

母と私の生きた証を残したい

~ 誤嚥性肺炎 死神病院の章(12/20)① ~

12月20日(水)  運命の日・前日(当日)

午前9時

母の容態は、もはや、食事、水、液状の薬も飲めなくなってしまった。

5月頃に通院していたKG病院に、母の容態を話し、精神安定剤リスパダールを注射等で服用出来ないか問い合わせてみる。

すると、丁寧にリスパダール注入薬があることを教えて頂く。

それから、S会KG総合病院の相談員のKSさんに連絡を入れる。

母の容態が悪くなったことを話し、すぐにでも入院が必要だと思うと伝えると、

KSさんが、「それは誰の判断ですか?」と尋ねるので、「私と、ケアマネージャー、ヘルパー、訪問看護師の判断です。」と答える。

KSさんから、「先生の指示がなければ、すぐに入院とはいきません。先生は何と仰っているのですか?」と聞かれる。

前に述べたが、死神院長は1日おきの点滴で持つと断言している。

それを正直に相談員のKSさんに話すつもりはなく、「あの先生ではダメだ」と答える。

この病院は、紹介状がないと診察もして貰えないことを知っていたが、

それならば、「掛かりつけの病院から、紹介状は要らないと言われ持っていませんが診察はして頂けますか?」と聞いてみる。

案の定、KSさんから「それはできません」と答えが返って来る。

「アノ野郎!」

つまりは何だ、ろくに治療もしない、紹介状も書かない、要するに見殺しにした訳だ‼

更に、KSさんから、「少なくとも紹介状は貰ってから来て下さい」と念を押される。

 午前9時半 介護ヘルパー

【ヘルパー記録】

   時        間                            内               容
9:45~10:15 ○体温33.7℃
○喉の奥に痰がはりつき苦しそう
○息子様から訪問看護師さんに連絡
おむつ交換
洗面

※ヘルパーさんから、母が痰が喉の奥ではりつき苦しそうだということで、訪問看護師に連絡する。

しかし、痰吸引だけで呼んでもらっては困ると拒否される。

午前10時 C葉外科内科病院へ連絡

先方の病院で紹介状が必要ということで電話をするが、死神院長が不在とのことで直ぐに用意できないと言われる。

午後12時

死神病院から電話があり、死神院長が掴まり紹介状を用意できると連絡を受ける。

30分後には、渡すことができるので、それ以降に受け取りに来て欲しいと言われる。

しかしながら、S会KG総合病院の外来の受付は午前中までで、今日受診することは出来ない。

明日は、表立って行動をしたくないと思っていたが、やはり吸い寄せられるように明日になってしまった。

午後1時 介護ヘルパー

【ヘルパー記録】

   時        間                            内               容
13:00~13:30 ○体温35.1℃
○水分補給取れませんでした
姿勢確保
水分補給

午後4時半 介護ヘルパー

【ヘルパー記録】

   時        間                            内               容
16:30~17:00 ○体温34.7℃
○昼同様、水分補給とれませんでした
○口腔ケアで口の中を湿らせました
水分補給
口腔ケア

 

~~~ 続く ~~~