母との闘病日記

母と私の生きた証を残したい

~ 誤嚥性肺炎 最終章 1/19 ~

お別れのご挨拶

4月下旬、認知症の悪化により理性を失った母が、突然、幼児化し

私の腕を小脇にかかえ「ツタちゃんはヒロのことが大好きなんだから、

今日は一緒に寝よう」と言ったことが、昨日のことのように思い出されます。

その後、誤嚥性肺炎の為、幾度となく入退院を繰り返し、

12月14日には水も飲めなくなり、12月21日の父の命日に意識不明となり

TD中央総合病院が最後の入院となりました。

1月13日に余命3日と宣告された翌日から、病院のご厚意により

大部屋から個室に移動して頂き、さらに、母のベッドの横に簡易ベッドを

設置して頂き、3日3晩、母の手を握りしめ一緒に寝ることができました。

母の願いを、最後に、ひとつだけ叶えることが出来たと思っています。

1月18日に帰らぬ人となりましたが、病院、介護、その他、母と携わって頂いた方々には、多大なる尽力を賜りありがとうございました。

ここに感謝の意を込めて申し上げます。

これをもって、お別れのご挨拶とさせていただきます。